JANOG42を終えて(技術感想編)
はい
全日程終了して,若者支援関係の書類も書き終わった.
YAPCとは違い,JANOGの若者支援は運営側にレポートを提出があります.(YAPCもブログがあるけどねw)
しかしA4 1枚程度という制限が....
足りません!というわけでいい足りないことをこちらで書きたいと思います.
中国のネットワーク事情 :: JANOG42
こちらはSBクラウドとチャイナ・モバイルの方の中国と日本の通信を題材に話をされていました.(グレートなんちゃらって言ってたの笑ってしまった.)
現状,中国と日本の通信は非常に値段が高いのに,パケロス,レイテンシの値が大きいというのが問題視されていた.(アメリカなどの第3国を経由するとレイテンシ以外は安定するそう.)
あと中国国内でECサイト運営するのにライセンスいるんですね.....
この2つってかなり事業者としては辛いとこですね.
この障壁を乗り越えてalibabaさんがやってるのが中国国内のCDNに重たいコンテンツを置いておいて,HTMLなどの軽いコンテンツは日本から送信するという手法でした.うまいなって思いました.さすがCDNって感じの使い方だと思いました.
SD-WAN立ち上げから1年 チャレンジしたこと、苦労したこと :: JANOG42
こちらは最初にお腹いたくてお手洗いにいってあんま聴くことができなかった.しかしインターネットブレイクアウトという言葉だけは全力で持ち帰ってきた.まずこの言葉の勉強が必要だろう.
www.atmarkit.co.jp この2つの記事であらかたの概要と利点は理解できた.トラフィックの種類(アプリレベルかな)で各拠点からでていくか,本社のFirewallを通過するかというのが分けられるのか.すごいな,たしかにこれならトラフィック調整がきく.どうせクラウドとはVPC的なのを張ってるはずなので本社Firewallを通る必要ないしね.
その運用自動化では行き詰まる ~「つながらない」「つたわらない」「つみあがらない」を防ぐために~ :: JANOG42
これですよ.一番聞きたかったのは. 普段からいかに下の代につなげるかってのを気にしながら研究室のサーバ周りをしている.
まず大前提として自動化は「やってみないとどうなるかわからない」「一周してからが勝負」とのことでした.たしかに,一通りやってみて,問題点を調べて再調整なんて全然ある話ですしね. 「一旦自動化したらあとは面倒を見なくていいわけではない」心にぐっとくる....
「自動化しても自動化した人がシステムの奴隷になる 」 コードを書いた人にしか細かいとこを意図はわかりませんからね...(なお当時の自分に発狂する模様)
「賞味期限が長く,何度も行う,退屈な作業は自動化してok」 賞味期限をどれくらいにするかがキモ あとドキュメントをちゃんと残してないと作り直すときにリバースエンジニアリングが始まる
面白かったのが「手動化に戻すことができるようにするとこまでドキュメントにしておく」という点でした.たしかに,手動化に戻すところまでマニュアル化しておけば有事の際もきちんと動かすことができるなぁという感想をもった.
疲れたのでいったんここまで,気が向いたらまた書きます
togetter
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